海外赴任者が語る! 海外赴任のメリット・デメリット

海外の仕事

海外赴任って響きはいいけど、実際どうなの???

デメリットもあるけど、メリットのほうが大きい!ぜひチャレンジしてもらいたい

海外赴任って響き、カッコイイですよね。グローバル人材で、お金も持ってそうですよね。一方で、海外で暮らすって、言葉の壁もあるので、不安ですよね。実際に「海外赴任は、どんなメリットとデメリットがあるのか知りたい!」と言う方必見です。

筆者は20年にわたり海外業務に従事し、その中でベトナムに4年半、海外赴任しました。それらの経験をもとに、海外赴任のメリット・デメリットを自分なりに整理してみました。

メリットは、①金銭的メリット、②語学習得、③グロバール人材とみなされる。

デメリットは、①寂しい、②婚期を逃す、③常識の違いに苦しむ。

デメリットは、見方を変えれば、メリットやチャンスにもなります。デメリットを恐れず、海外赴任をおすすめします。人生の可能性という扉が、大きく開きます。

海外赴任のメリット

海外赴任には、こんなに多くのメリットがあります。どれも魅力的なことばかり。

給与や手当など金銭面のメリット

海外駐在となると給与などの金銭面で大きなメリットがあります。会社にもよるでしょうが、一般的に給与や手当の合計が1.5倍になります

  1. 高額の報酬 海外赴任には、国内と比較して高額の報酬が支払われることがあります。特に、新興国や経済成長が著しい地域での赴任は、高額の報酬が期待できることがあります。また、現地での生活費が安い場合もあり、高収入を手に入れることができます。
  2. 手当や福利厚生の充実 海外赴任では、手当や福利厚生が充実していることがあります。例えば、住居手当や教育費補助、医療費補助などが支給されることがあります。また、帰国時の引越し費用や子育て支援なども充実している場合があります。
  3. 税制上の優遇措置 海外赴任には、税制上の優遇措置がある場合があります。例えば、日本の場合、海外での勤務に対して、所得税や住民税が軽減される措置があります。また、海外での所得に対して、日本で課税される場合もあるため、税務に詳しい専門家に相談することが重要です。

参考までに筆者の場合、家族を帯同していましたが、給与の他に、海外赴任手当てが月額20万円支給され、現地住居は会社借上げ、子供の小学校の一部費用負担、引越し費用、本人を含めた往復航空券が会社から負担されました。他社の事例などでは、例えばスポーツクラブやゴルフ場の会員権が福利厚生となっている例もありました。金銭的には大きなメリットがあります。

言語スキルの向上

海外赴任は、語学スキルを向上させる絶好の機会です。自国と異なる言語環境で生活することで、自然と語学力が向上します。また、現地で学ぶことで、翻訳者に頼らず、ビジネスやプライベートでよりスムーズにコミュニケーションを行うことができます。

外国での新しい文化体験

海外赴任は、異なる文化に触れるます。日本とは異なる社会的・文化的・言語的背景で生活することで、多くのことを学ぶことができます。また、外国にいるからこそ、自分自身を知る良い機会でもあります。また、現地の人々と触れ合うことで、文化やライフスタイルについて学ぶことができます。

キャリアアップの可能性

海外赴任は、キャリアアップにつながるチャンスです。海外勤務を経験することで、グローバルなビジネスの実務経験を積むことができます。また、現地のビジネスパートナーとの接触を通じて、新たなビジネス機会を開拓することもできます。

国際的なビジネスネットワークの構築

海外赴任は、国際的なビジネスネットワークを構築する良い機会です。異なる国の人々と仕事をすることで、新しいビジネスの機会をつかむことができます。また、ビジネスパートナーとのコミュニケーションを通じて、異なる文化やビジネスのルールを学ぶことができます。

新しい人脈の獲得

上のビジネスネットワークの構築と似ていますが、海外赴任は、新しい人脈を獲得する良い機会です。新しい仕事仲間や現地の人々との交流を通じて、人脈を広げることができます。

海外赴任のデメリット

海外赴任はメリットばかりではなく、さまざまなデメリットもあるはず。。。

家族や友人と会えない

海外赴任には、家族や友人と離れるということが、最大のデメリットだと思っています。特に、小さなお子さんがいる場合は、成長をじかに見ることができないのは相当寂しいです。また、家族がいない場合でも、友人や恋人と離れることは、大きなデメリットです。

もし家族がいれば、ぜひ帯同してください。家族帯同のメリットはこちらで紹介しています。

婚期を逃す恐れ

特に独身者の場合は、海外赴任すると、恋人を見つける機会が著しく少なくなります。上海やバンコクなど日系企業の進出が多いところでは、日本人も多く多少の出会いの場がありますが、日本にいる時に比べると圧倒的に少なくなります。婚期を逃す恐れがあります。一方で、国際結婚と割り切ってしまえば、現地の方との出会いの場はたくさんあり、むしろメリットと言えます。筆者の友達の中にも、現地の方と結婚した人が数人いるぞ。

アジア圏では日本人海外赴任者は、憧れの存在!正直モテるぞ!

異文化との衝突

海外赴任では、異なる文化と接することになります。これによって、日本の常識が通じないと言った文化の衝突が起こることがあります。例えば、ビジネスや社会的な習慣の違い、言葉やジェスチャーの意味の違いなどが挙げられます。また、異なる文化に対する理解を深めるためには、時間と労力が必要です。筆者も常識の違いには苦労した。言うことを聞かないローカルスタッフや無理な要求を平気な顔でしてくる顧客たち。。。ただ、それが文化の違いなんだ。

現地の人からすると、われわれ日本人の働き方も異常なんだよ。

言語の壁

海外赴任では、現地の言語でコミュニケーションを行う必要があります。当然ながら、言語の壁が問題になることがあります。特に、ビジネスでのコミュニケーションが必要な場合は、言語力を向上させる必要があります。海外赴任者は必然的に言葉の壁を超える努力をすることになる。だから、外国語がしゃべれるようになるんだ。

言葉の壁はデメリットじゃなく、むしろ語学習得のチャンスだ!

肉体的・精神的なストレス

海外赴任は、肉体的・精神的なストレスを引き起こすことがあります。例えば、新しい文化や生活環境への適応による精神的なストレス、または家族や友人と離れる孤独感などが挙げられます。これらのストレスに対処するためには、健康的なライフスタイルや心身ともにリラックスできる方法を見つける必要があります。

環境の変化に対する適応力の必要性

海外赴任は、環境の変化に対する適応力が求められます。異なる文化、言語、気候、生活環境などに適応する必要があります。また、異なるビジネス環境にも適応する必要があります。

最後に、筆者自身の経験から「海外赴任」は、すごく刺激的で楽しいです。

紹介したデメリットは、見方を変えれば、むしろメリットやチャンスにもなるんです。もちろん大変なこともありますが、「やっぱり海外って楽しい」と思えることが沢山あります。デメリットを恐れずに、ぜひ「海外赴任」にチャレンジしてください。

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