ベトナムへの海外赴任者が持っていくべき物-家族帯同編-

海外の仕事

家族帯同でベトナムに赴任することになったけど、何を持って行ったらよいか教えて!

筆者は2017年から約4年半、家族を帯同してベトナム国のハノイに海外赴任していました。赴任期間中にはコロナが発生し、約2年間日本との行き来が出来なくなりました。そのため、「日本のあの商品が欲しい」というものが多くありました。家族帯同という視点で、ベトナムに赴任するなら必須というアイテムを紹介します。

この記事を読むメリット
・ベトナムへの赴任予定がある方は、何を準備すれば良いか具体的に知ることができます。
・ベトナムに限らず、家族帯同で海外赴任する方は、どのような視点で事前に現地の状況をチェックしておけばよいか知ることができます

家族帯同のベトナムへの海外赴任者が持っていくべき物

赴任当時のハノイの生活環境は、①イオンがあり、ある程度の日本製品を購入できました。②日本人が多く行く繁華街には日本人向けスーパーが数軒ありました。③ユニクロ1号店が2020年にオープンしました。イオンや日本人向けスーパーでは、値段は高いですが、ある程度、日本の食材が手に入りました。当初苦労したのが衣類ですが、2020年にユニクロがオープンして、状況が一気に改善しました。

ゲームや子供用タブレット

日本でも同じですが、子供たちはゲームで遊びます。我が家でも、ニンテンドーSwitchを持っていたので、赴任時に持って行きました。教育上あまりゲームはやらせたくないと思う方もいるとと思います。しかし、ハノイでは日本製のゲームを購入するのは困難です。子供に「友達がみんなやっているので、●●のゲームが欲しい」と言われても、ハノイでは簡単に買うことはできません。

ニンテンドーSwitchは、本当に必須です。お子さんが友達とのゲームの輪に入れないと、かわいそうだよ。

日本で流行っているゲームは、赴任先の日本人の子供たちの間でも流行っているはずです。もしゲームを持っていないのであれば、買って持っていくことをお勧めします。

子供の遊び道具

子供が普段から遊んでいるおもちゃ道具も持っていったほうが良いです。ハノイでもおもちゃ屋はありますが、ベトナム人向けです。売っているおもちゃも、日本のおもちゃとはちょっと違っていました。特に日本のキャラクターものは、ほとんどありませんでした。

我が家では、キックスケーターとブレボーが欲しいと言われ、ハノイで買いました。キックスケーターは、ハンドル部分が使いにくく、日本で使っていたキックスケーターとは大分違い、子供は不満げでした。ブレボーは、日本人の友人ら日本製を譲っていただいたので、問題なかったです。キックスケーターとブレボーは、日本では持っていたのに、持ってくればよかったと後悔しました

子供の靴

ハノイには大きなデパートがいくつもあり、あらゆるスポーツメーカーやブランドの店舗があります。大人用の靴は何の問題もなく購入することができます。ただ、困るのが子供用の靴です。スポーツメーカーの店舗で、子供用の靴は売っていますが、種類が少ないです。またスポーツメーカで取り扱っていない小さい子用の靴は、特に困ります。もちろんベトナムの子が履いている靴はあります。しかし、できればよいものを履かせたいと思うと、なかなかお店がありません。

一時帰国が頻繁にできるのであれば、よいですが、そうでなければ、子供の成長を見越して少し大きめのサイズの靴も持っていくことをお勧めします

子供服

上で記載した「子供の靴」と状況は同じで、良いものを着せたいと思うと、なかなかお店がありません。我が家では成長を見越して、大きめの服も持って行ったので、非常に助かりました。また2020年にユニクロがオープンしたことで、状況が大きく改善しました。ハノイのユニクロは、子供服も売っているので、非常に助かりました。ただ皆さんユニクロで服を買うので、日本にいる時以上に、子供たちのユニクロ率が高かったです。

ランドセル

ハノイの日本人学校では、カバンの指定はありませんでした。ただ多くの児童が、ランドセルで通学していました。もしすでにランドセルをお持ちなのであれば、持っていくことをお勧めします。

学校で使うノート(連絡帳など)

ハノイでも、いわゆる大学ノートは売っていますが、日本の小学校で使う連絡帳や理科などの学習ノートは売っていません。荷物が重くなりますが、小学校で使うノートは持っていくことをお勧めします。

下着類

赴任当初、子供だけでなく、大人も含めて下着類を買う場所がなく、苦労しました。現地製の下着類は、あまり品質が良くありませんでした。ただし、この問題も2020年にユニクロがオープンしたことで、解消されました。ユニクロで納得できるのであれば、下着類は問題とはなりません。

防寒着(ダウンジャケットなど)

意外に思うかもしれないけど、本当に寒いよ。

ハノイなら常夏だろうと思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。確かに日本の冬に比べれば、気温は高く、期間も短いですが、それなりに寒いです。また基本的に暖房設備がないので、室内では日本よりも寒いです。ダウンジャケットなどのアウターや、室内でも切れる防寒着は、しっかり用意してください。

空気清浄機

ハノイは大気汚染がひどい。大気汚染がひどい日は、小学校の体育が休みになるほどだよ

ハノイの大気汚染はひどいです。ひどい時には、ガスっているのが目で見てわかるレベルで、学校では、外での体育の授業が中止になるほどです。ハノイでも空気清浄機は買えますが、いまいち信用できません。日本で使っている空気清浄機があれば、持っていくことをお勧めします。その際、電圧には注意してください。ハノイは220Vなので、100V電圧の機器を使うと、壊れます。

旅行ガイドブック

ベトナムの旅行ガイドブックを、近隣国のガイドブックを持っていくとよいです。旧正月(テト)などの連休では、近隣のタイ、マレーシアなどに旅行に行く方が多くおられます。飛行機で数時間で着くので、日本から海外旅行する場合と比べて、安く済みます。その際に役立つのが、旅行ガイドブックです。キンドルなどでは電子版のガイドブックは買えますが、ハノイでは日本語で書かれたガイドブックの本は売っていません。旅行に行くときには、本のガイドブックがあると便利ですよね。

実際に我が家でもコロナ前は、タイとマレーシアに家族旅行に行きました。

海外赴任者が事前にチェックしておくべき現地情報【超重要3ポイント】

上記の10選でもあるように、我が家ではユニクロができたことで、子供服や下着類の問題が解決されました。ここでは店舗に限定せず、海外赴任者が事前にチェックしておくべき現地情報を紹介します。

  • 学校・幼稚園・塾・習い事などの教育の情報:幼稚園、小・中学校、高校の情報はもとより、塾や習い事の情報を重要です。
  • デパート/スーパー:デパートの代表例としては、イオン、そごう、伊勢丹などがあります。これらの有無で生活が大きく変わります。デパート内の店舗では、ユニクロやH&Mなどもあると大変便利です。また日本食材を取り扱っているスーパーの有無も重要です。
  • サッカー/テニスなどの同好会:海外赴任者も仕事ばかりをしているわけではありません。休日には、趣味の時間を楽しむので、同好会やカルチャースクールの情報は、赴任生活を楽しむうえで、貴重な情報です。

上記の3点については、「海外赴任者が事前チェックすべき生活情報【超重要3ポイント】」でも詳しく記載しています。どのような視点で事前に現地の状況をチェックすればよいか、知ることができます

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