海外勤務で後悔したこと 家族のイベントは大切に!

海外の仕事

海外業務って海外赴任や出張が多いし、外国人相手で大変そうだけど、これまでどんなことが辛かった?

正直なところ、仕事自体はわかってやっているので、それほど辛いと思ったことはないな~。

一方で家族、特に子供たちとの関連では、いろいろと後悔していることがあるよ。

筆者は、海外業務に約20年携わっており、海外出張した国は20カ国を超えます。年間に7、8回の海外出張をしており、長い時には1回の出張で1か月を超えることもあります。これまで海外業務を続けてきた中で、いくつか後悔していることがあります。皆さんには、同じ後悔をしてもらいたくないので、本記事を書きました。

海外勤務で後悔したこと&対策
  • 子供の入園・卒園式、運動会、習い事の発表会などのイベントに参加できなかった。
  • 仕事はもちろん大切ですが、一生の思い出になったであろうイベントを逃してきたことをすごくに後悔しています。
  • 後悔しないためには、強い気持ちをもって、日程調整しましょう。

海外出張を優先した結果、多くのイベントに参加できず

後悔として真っ先に思い浮かぶのが、子供の幼稚園でのイベントにほとんど参加できなかったことです。運動会、お遊戯会、卒園式も。。。不参加でした。運動会はかろうじて、年少さんの時に参加できましたが、年中と年長は見に行けませんでした。お遊戯会に至っては、年少、年中、年長いずれも、見に行っていません。最後に極めつけは、海外赴任となり卒園式に行けませんでした。

どれも一生の思い出になったであろう重要なイベントなのに、いつも見るのは妻が取ってくれた写真や動画ばかりです。正直空しいですね。

海外出張の時期とぶつかってしまい、参加できなかったです。今になって思えば、出張を1週間ずらしたり、遅れて出張するなどの調整をすればよいだけなのに、それをしてこなかったです。会社の都合を優先しすぎて、日程調整をすることに気が引けていました。

日程調整をすればいいことなのに、同僚たちに迷惑をかけたくないとか、遠慮もあった。また仕事よりも自分個人の都合を優先すること自体、そのことを上司に相談することに対して、後ろめたさがあったんだ。

家族帯同の海外赴任で多くの気づきが

筆者の認識が変わるきっかけとなったのが、家族を帯同していったベトナムへの赴任です。赴任先では、ほとんど海外出張することはなかったので、運動会などのイベントに参加できました。子供が頑張っている姿は、良いものです。ちょっと感動します。

そこで気が付いたのが、今までこんな重要なイベントを見逃してきたという事実でした。なんて事をしてしまったんだと、気づかされました。

家族帯同で海外赴任したことで海外出張がなくなり、そこで初めて、

子供の成長を実感できる多くのイベントを見逃してきたことに、愕然としたんだ。

どうしたら海外出張を回避してイベントに参加できるのか?

だったら、どうしたら海外出張を回避して、入学式や運動会などのイベントに参加できるの?

簡単なことでした。都合が悪いと言って、日程を調整すればいいだけです。

要は、勇気をもって「調整したい」と言うだけです。

解決方法は、「その日は都合が悪いので、日程を調整したい」と言うだけです。精神論的な解決方法で申し訳ないですが、それが実態だったんです。遠慮せずに、都合が悪いと言うだけ、ただそれだけのことができていなかっただけなんです。

都合が悪いと言えば、大体の海外出張は調整してくれます。そして、たかが1~2週間ずれたぐらい、どうってことありません。もちろん中には、緊急性の高いものもあり、日程調整できない海外出張もあります。そこはイベントの重要度と仕事の緊急性を鑑みて、判断すればよいだけ。どうしても重要なイベントだったら、海外出張を交代してもらえばいいだけの話です。

恐れずに「都合が悪いと言いましょう」。

筆者は管理職ですが、そのことで評価が悪くなるようなことなんてありません。もし評価が悪くなるような会社ならば、ずっとそこで働くことなんかできないですよ。

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