使える英語表現 ”be to 不定詞”

英語

英語を使って仕事をしていると、カッコイイ表現に何度もめぐりあいます。そのうちの1つが、この”be to 不定詞”です。”be to 不定詞”のニュアンスには、自らというよりも第三者によって定められた予定・運命のような雰囲気が出てきます。

使える英語表現 ”be to 不定詞”

”be to 不定詞”には、「義務、予定、運命、可能、意図」の5つの意味があります。”be to 不定詞”は、もともと「神が決めた運命」のような動かせない未来を表します。共通するイメージとしては、話し手の意思とは無関係に「~することになっている」です。

shouldなどと同じような働きをする、かしこまった表現です。また、助動詞と置き換えることができます。

義務 ~しなければならない

You are to show your passport at the entrace.(入り口でパスポートを見せなければなりません)

義務の”be to 不定詞”は、ルールなどによって客観的にそういう流れになっている状態を表します。

予定 ~することになっている

The next meeting is to take place in New York. (次の会議はニューヨークで開催されることになっています。)

予定の”be to 不定詞”は、話し手が決めたわけではなく、第三者によって決まっている予定を表します。

運命 ~する運命である

He was never to see his brother(彼は二度と彼の兄弟に会いない運命だった。)

運命を表す”be to 不定詞”は、ふつう過去形で用いられ、運命的なニュアンスが出ます。さらに、”be never (not) to do”と否定形で使われ、ネガティブな表現となります。

可能性 ~できる

Not a cloud was to seen in the sky.(空には雲一つ見えなかった。)

可能性を表す”to be 不定詞”は、肯定文で使うこともありますが、否定の表現で使われることの多いです。

意図 ~したい

If you are to lose your weight, you must stop eating snack.(もし痩せたいのならば、おやつを食べるのをやめるべきです。)

意図を表す”be to 不定詞”は、If節で用いられ、主節ではmustやneedが使われることが多いです。また相手(上の文の場合は”you”)がどう思っているかの意思は、考慮に入りません。

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