海外出張に最適なスーツケースの種類・タイプ

海外出張/旅行

海外出張に行くには、まず必要となるのがスーツケースです。ただスーツケースと言っても、その種類・タイプは多数あり、何選んでいいのかわからない人も多くいると思います。ここでは、スーツケースの種類・タイプを紹介します。

私が海外出張する場合は、1週間以上の長期であることが多く、書類を多く持っていきます。スーツケースで重視していることは、①軽量であること、②丈夫であることの2点です。この観点で私がおすすめするスーツケースのタイプは、「①容量が90Lぐらい、②ハードケースの③ジッパータイプ」です。

海外出張に最適なスーツケースの種類・タイプ

スーツケースの種類・タイプを検討する際に、考えほてしいポイントは、①スーツケースの容量(大きさ)、②スーツケースの素材(ハードorソフト)、③ハードタイプの場合はその構造の3点です。これら3点を考えていけば、おのずと皆さんが必要とするスーツケースの種類が見えてくると思います。

スーツケースの容量(大きさ)

皆さん、スーツケースにたくさんの荷物を入れたいと思います。しかし、単純に容量の大きなスーツケースを買えばよいというわけではありません。確かに、大きなスーツケースには、多くの荷物を入れられますが、その分、重量も増えます。忘れてはいけないのが、預け荷物には重量制限があることです。

仮に、スーツケースに40㎏分の荷物を詰めることができたとしても、それは飛行機に載せられません。航空会社では、預け荷物の総重量と預け荷物1つ当たりの重量制限も設けています。重量制限を超える場合は、スーツケースから荷物を取り出すことになります。取り出した荷物は、手荷物で機内に持っていくか、追加料金を支払って預ける、最悪の場合、あきらめて捨てることになります。

航空会社の預け荷物の重量制限の一例を以下に示します。

航空会社総重量1個当たり重量
全日空(ANA)40㎏(プレミアムクラス)
20㎏(エコノミークラス)
32㎏
日本航空(JAL)45㎏(ファーストクラス)
20㎏(エコノミークラス)
32㎏
エミレーツ航空40㎏(ビジネスクラス)
20㎏(エコノミークラス)
32㎏
アメリカン航空32㎏(ビジネスクラス)
23㎏(エコノミークラス)
32㎏
出典:各社ホームページ

自分の目的に合った、適度な大きさのスーツケースを選ぶ必要があります。

例えば、多くの書類をもって海外出張に行くビジネスマンの場合、重量が増え気味です。このため大きすぎるスーツケースでは、航空会社の重量制限を超えてしまいます。このような方には、容量「90Lぐらい」がお薦めです。

スーツケース自体の素材(ハードorソフト)

スーツケース自体の素材も重要な検討事項です。特に、ポリカーボネットやアルミ製のハードケースと、布製のソフトケースでは特徴が全く異なります。

長所短所
ハードケース       ・丈夫です。衝撃に強く、中身が破損する恐れは低いです。
・雨にぬれても問題ないです。
・重いので、多くの荷物を入れることができません。
ソフトケース・軽いので、多くの荷物を入れることができます。
・同じ容量のハードケースに比べ、価格が低いです。
・衝撃に弱く、中身が破損する恐れがあります。
出典:著者作成
ハードケース                    ソフトケース
https://www.samsonite.co.jp/suitcases

ハードケースの利点

ハードケースの利点は、丈夫であることと、雨にぬれても問題ないことです。スーツケースは、空港での積み込み&積み下ろし作業で、ぞんざいな扱いを受けています。スーツケースが丈夫でないと、中の荷物が破損する恐れがあります。また、スコールなどの大雨に遭遇しても、ハードケースであれば、中の荷物が濡れることはありません。

海外出張の場合、モバイルプリンターやポーダブルディスプレイを持っていく方もいると思います。衝撃や雨でこれらの機器が壊れないようにするには、ハードケースがお薦めです。

ソフトケースの利点

ソフトケースの利点は、軽いことです。ハードケースよりも多くの荷物を詰め込むことができます。特に、荷物が衣類や書類中心で、破損の恐れがある電子機器などを入れない場合、メリットが大きいです。

スーツケース(ハードケース)の構造

次に、ハードケースと言っても、構造的に①フレームタイプと②ジッパータイプがありますフレームタイプには、スーツケースが金属製のフレーム(枠)で囲まれており、高い強度を持っています。ジッパータイプは、枠の代わりにジッパーになっており、強度は落ちますが、重量が軽くなります。

出典:https://www.samsonite.co.jp/suitcases をもとに作成

スーツケースの購入にあたって考えほてしいポイントは、上記で紹介した①スーツケースの容量(大きさ)、②スーツケースの素材(ハードorソフト)、③ハードタイプの場合はその構造の3点です。これら3点を踏まえ、皆さんの目的に合ったスーツケースを選んでください。

まとめ

スーツケースは、人によって旅行メインか、出張がメインなのか、目的が変わります。スーツケースの①容量(大きさ)、②素材(ハードorソフト)、③ハードタイプの場合はその構造の3点を検討して、目的に合ったスーツケースを購入してください。

スーツケースの定番ブランドもまとめているので、ぜひご覧ください。

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