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英語でお願いをする時、Pleaseのばかりで、ほかの表現はないの?
メールなどのでは、Pleaseの代わりにKindlyを使うことがあるね
Kindって、「親切な」と言う意味だよね。それがPleaseの代わりになるの?
英語でお願いをするとき、”Could you ~”、”Would you ~”など、様々な表現があります。その中でも、”Please ~”が、最もおなじみの表現だと思います。
そのため、お願いするときは”Please”ばかりで単調な英語になってしまうことが多く見られます。
とは言え、”Could you ~”というほど丁寧でなくともよい。そんなときに”Please”の代わりに、”Kindly”を使うことができます。
英語では同じ単語を繰り返し使うことは好まれないため、異なる単語を組み合わせることが重要です。
KindとKindlyの意味
まず基本としてKindlyは、Kind(親切な、思いやりのある、優しい、友好的な)の副詞です。
- kindは、親切な、優しいです。
- kindlyは、親切に、優しくです。
基本的な使い方としては、次の通りです。
- Tom is a kind person. トムは親切です。
- Tom kindly helped my work. トムは親切にも仕事を手伝ってくれた。
次に、少し応用の使い方です。
I kindly asked him to respond my email soon. 私は彼に、すぐに私のメールに返信するよう依頼した。
この場合のkindlyには、和訳には現れませんが、彼に対しての”丁寧さ”がでます。
kindlyには、その文章全体を丁寧にする効果があります。
”Please”の代わりに使う依頼文での”Kindly”
次の二つの文章は、いずれも「私に財務報告書を送ってください。」という文章です。Pleaseを使うことが多いですが、Kindlyに置き換えて使うことができます。
- Please send me the financial report.
- Kindly send me the financial report.
PleaseとKindlyは、いずれも丁寧に依頼をする際に使われる表現で、大きな違いはないです。ただし、しいて言えば、以下のような微妙な違いがあります。
Please と Kindlyの微妙なニュアンスの違いを知っていると、よりネイティブに近い表現ができるよ
上記のような違いがあるので、例えば上司やクライアントに依頼をする際には、PleaseよりもKindlyのほうが、若干のフォーマル感が出てよいと思います。もちろんすごく丁寧に言いたいのであれば、”Could you ~?”を使ってください。
Please kindlyの連続は避けたほうが良い
以下の例文のように、”Please kindly ~”のようにPleaseとKindlyの両方を1つの文で使っている文章を見ることがあります。
- Please kindly send me the financial report. どうか私に財務報告書を送ってください。
Please kindly~よりも、Could you kindly~?のほうがいいね
文法的には間違っていないですが、同じような使い方をするPleaseとKindlyを並べることは、くどい印象があります。丁寧さを最大限出したいという気持ちはわかりますが、もしそうであれば、以下のように”Could you kindly ~?”のほうが良いです。
- Could you kindly send me the financial report? どうか私に財務報告書を送ってください。
Pleaseの繰り返し利用を避けて、カッコイイ英語を使えるようになりましょう。
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