英語を話せなかった私が海外の仕事をはじめたきっかけ

海外出張/旅行

ねえ!入社した時からずっと海外の仕事をしているの?

海外リーマン
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はじめの5年は国内の仕事をしていたよ。その後に海外の仕事に移ったんだ。

今回は筆者が海外での仕事を始めたきっかけや理由を紹介したいと思います。

筆者は現在の会社に入社後、4年間は国内部署で国内担当の仕事をしていました。5年目に海外業務を担当する部署へ移動し、約20年間、海外業務を担当し続けています。

海外リーマン
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この記事は、国内業務をしていながら、海外業務への憧れを持っている方へ書くよ。

筆者は漠然と海外業務にあこがれていたけど、踏ん切りがつかず、何も行動ができていませんでした。また英語が得意ではなかったので、海外の仕事をしたいなんて言うこと自体を躊躇していました。

海外留学をしたこともないし、海外には大学の卒業旅行で行ったことがある程度でした。

英語が得意ではない?

海外リーマン
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海外部署に異動して、初めて受けたTOEICは350点だった

ぜんぜんダメじゃん

では、なぜ海外の仕事を希望し、実際に異動できたかと言うと、

海外の仕事をはじめたきっかけは
  • 友人の海外出張をきっかけに、憧れから焦りに
  • 海外業務多忙という会社の事情と、タイミングを外さずに定期人事面談での異動願い

漠然とした憧れから始まる

海外出張って、キラキラして、カッコイイと思いませんか?

筆者が海外での仕事を希望したきっかけは、まさにこれです。海外出張=カッコイイという、漠然とした憧れです

当時、海外ではどのような仕事をしているかなんて、全く知りませんでした。ただ、「ちょっと出張で海外に行ってくるわ」的なセリフを、言ってみたかったんです。

海外での仕事をしているって、なんかエリートっぽいイメージがありませんか?

少なくとも筆者は、そのようなイメージを持っていました。

今でも、海外出張ってキラキラしていると思います

大学時代の親友が海外出張に

漠然とした「海外業務」への憧れから、決定的に変わったタイミングがあります。それが大学時代の親友が、海外出張に行ったことです。

普段からつるんでいた大学の親友が、アメリカに海外出張に行きました。それを聞いた時に、憧れと言うよりも、焦りのようなものを感じました。

友人は自慢のつもりで話したわけではないでしょうが、ちょっと嬉しそうに話していました。それって、私のひがみがあって、そう見えたのかもしれませんが。

友人とは勤めている会社は違いますが、社会人キャリアとして、一歩遅れを取ったという感じを受けました。

海外リーマン
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友達に一歩遅れを取ったという焦りがあったよ。

当時の私は20代後半で、良く言えば野心的、悪く言えば虚栄心が強く、「仕事できるようになりたいとか、仕事ができるように見られたい」という思いが強くありました。

このままでは、ドンドン後れを取ってしまうという、焦りを感じました。

会社後輩が売り上げ爆上がりだった海外業務の助っ人に

次にきっかけとなったのが、同じ国内部署の後輩が海外業務の助っ人に行ったことです。

当時私の所属していた部署は売り上げがあまりよくなく、一方で海外部署は売り上げ爆上がり状態で、国内部署に助っ人をお願いしていました。

後輩は、海外業務を希望していたわけではなく、売り上げが悪いので、本人の意向は関係なく、約1年間、海外部署の手伝いをさせられたというのが実態でした。

後輩自身も海外に興味はなく、1度海外出張に行っていましたが、現地に慣れず苦痛だったと言っていました。英語だって、別に話せるわけでもありません。

なので、「あこがれるとか羨望のまなざし」と言った状況ではなかったです。

ただし、英語が話せなくても、タイミング次第で海外の仕事をできることがあることに気が付きました。

幸運の女神には前髪しかない

「幸運の女神には前髪しかない」と言う格言を知っていますか?

古代ギリシャのからのことわざ。「チャンスは訪れたそのときに掴まなければならない」という意味で用いられる

出典:ウィキペディア

その時は突然訪れました。

海外に助っ人に行っていた後輩が、もう1年、海外部署へ助っ人としていくらしいという噂がありました。確かに海外部署は、絶好調で忙しそうでした。

その時期は、年に1回の定期人事面談の時期でした。面談では、現在の仕事の状況や人間関係、将来の展望などを上司と面談します

当然ながら、異動の希望も聞かれるます。筆者は「海外の仕事もしてみたい」と申告書に書きました。

ただし、ちょっと踏ん切りがついていなかったので、「海外部署へ異動したい」とまでは書いていませんでした。

面談の時に、「来年後輩が海外部署に異動になるが、海外への移動を希望するかい?」と聞かれました。今なら、その後輩の代わりに行けるとのこと。一瞬、躊躇しましたが、「異動したいです」と答え、それが実現し、今に至っています。

もしあの時、異動を断っていたら、今の筆者はありません。このブログを書いていることもありません。

幸運の女神には前髪しかない

まとめ

筆者が海外業務を希望したのは、漠然と海外業務がカッコイイ、エリートっぽいという雰囲気だけのものでした。そんなん時、友人が海外出張となり、大きく気持ちが変わりました。

海外の仕事をしたいからと言って、必ずしも転職する必要はありません。英語が得意に越したことはありませんが、必ずしも必須条件ではないと思います。会社の事情を観察し、タイミングを見計らったら、異動できるチャンスはあります。

そして今は、保守的な方が多く、海外業務を希望する方は、筆者の実感では少ないです。以前お会いした某大手商社のインド赴任者は、「赴任を希望する社員がおらず、後任が見つからないので、帰れない」とぼやいていました。

海外業務を希望するなら、社内でアンテナを立ててください、きっと絶好のタイミングあります。

一度しかない人生、チャレンジしてみて!

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