英語の勉強方法は、いくつもありますが、今回はユニークな勉強法として、ニンテンドー3DSの「もっと えいご漬け」を紹介します。任天堂のゲームは、今や「Switch」が主流ですが、一昔前は「ニンテンドーDS」が流行っていました。我が家にも2台ありました。ニンテンドーDSシリーズは、脳トレや漢字検定など、勉強系のソフトも充実していました。その中の１つが「えいご漬け」です。
任天堂のホームページで「えいご漬け」は、”トレーニングと英語力検定の繰り返しで「生きた英語」を身につける”と紹介されています。
所詮ゲームと馬鹿にしないでください。これが意外に使えるんです。実際に私は、えいご漬けで勉強をしており、TOEIC点数が上がりました（注：「えいご漬け」以外の勉強もしています）。今回は私の持っている「もっと えいご漬け」での勉強法を紹介します。
ニンテンドー３DS「もっとえいご漬け」での英語勉強
ニンテンドー３DSとは、任天堂が２０１１年に販売した携帯型ゲーム機です。「もっとえいご漬け」は「英語が苦手な大人のDSトレーニング」と銘打って販売された勉強系ゲームソフトです。
学習方法は「ディクテーション（英語を聞いて、一言一句書き取る）」です。
「もっとえいご漬け」では、電話の受け答え、駅のアナウンス、TVのニュース、さらには友達同士、客と店員、上司と部下の会話など日常会話で遭遇する様々な場面のディクテーションを行います。さらに映画や歌、なまりのある英語も収録されており、さまざまなシーンの英語を学ぶことができます。トレーニングのレベルは全部で7段階あり、自分にあったレベルから始められます。また日々の勉強の成果として、1日1回だけ「英語力判定」で自分のレベルを確認することができます。
もっとえいご漬けを使ったディクテーションのトレーニング
トレーニングのレベルは全部で7段階あり、自分にあったレベルから始められます。またソフトが「英語力判定」の結果を共に、「おすすめ」のレベルを推薦してくれます。収録されているのは日常会話で、電話での挨拶、試着、彼氏についてなど様々なシーンが設定されています。
「もっとえいご漬け」のディクテーションのメリットは、主に以下の２点です
①「音」を「単語」として認識できる
②英語文法を理解できる。
①は、会話の音声を聞いて書き取るので、当然だと思います。一方で、なぜ「②英語文法を理解できる」のか？
私にとって、過去形の「ed」、「the」、「a」、「前置詞」などは、前後の単語と繋がって発音されることが多く、聞き取るのが難しいです。音声だけ聞いていると、聞き逃しがちですが、文法を意識することで回答することができます。
例えば、現在完了のhaveがあれば、聞き取れなくても、次の動詞には「ed」が入る、
他には、「take care」と来たので、「of」が聞き取れなくても、次には「of」が入って、「take care of」になる。
上記のような推測が成り立ち、意識することで、文法への理解が深まります。
1日1回だけの英語力判定
もっとえいご漬けでは、１日に１回だけ「英語力判定」でレベルチェックをできます。ただし、トレーニングをしないと、「英語力判定」を受けることができません。「英語力判定」の問題は、ディクテーションが５問、ヒアリングが１問です。いずれも１分以内に回答しなければなりません。レベルは次の10段階となっています。
最上位の「S]から、「AAA」、「AA」、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「F」、「💀」
日々の英語検定があることで、実力判定のみならず、若干のゲーム感覚も出てきます。またトレーニングや英語力判定を繰り返していくと、実際に英語が聞けるようになり、判定結果が上がってきます。これがやる気を引き出してくれます。
当然ながら、「もっとえいご漬け」だけで、英語が出来るわけではありません。もちろん他の勉強もする必要があります。ただ「もっとえいご漬け」が英語力の向上の1つの方法となることは間違いないと思います。次回は、私の記録も含めて掲載したいと思います。
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