eitherとneitherって、”どちらか一方”みたいな意味なのは分かるんだけど、よくわからない
”どちらか一方”の他にもさまざまな使い方があるので、勉強していって。
使い方を迷ってしまう英語表現の1つとして、eitherとneitherがあります。
「どちらか一方」という意味以外にも、肯定文と否定文で使い方が変わります。
ここでは、eitherとneitherの使い方を説明します。
eitherとneither の使い方
eitherの使い方は、以下の通りです。
- 2者のいずれかを肯定する
- 2者のどちらとも否定する
- 否定文の中で、否定した内容を反復する
- 否定内容を追加する
Neitherの使い方は、以下の通りです。
- 2者のどちらとも否定する
- 否定する内容に対して、同意見である
eitherの使い方
2者のいずれかを肯定する
「either A or B」:AかBかいずれかが…
I take either English or French class.(英語かフランス語のいずれかのクラスを受講する)
Either this camera is broken or its battery is dead.(このカメラは故障しているのか、バッテリーが切れているのかのどちらかだ)
2者のどちらとも否定する
「not … either A or B」:AもBもどちらも…ない
I don’t like either vegitable or meat.(野菜と肉のどちらも好きではない)
否定文の中で、否定した内容を反復する
ついつい忘れがちだけど、否定文の内容反復は、tooではなくnot ~ eitherを採用します。
「私も…」などの反復表現は、肯定文の場合が「too」、否定文の場合が「either」となります。
He didn’t have any money and I didn’t either.(彼はお金を持っていなかったし、私も持っていなかった。)
否定内容を追加する(そのうえ、・・・ではない)
主に肯定文の後で、「そのうえ・・・ではない」といったように否定内容を追加します。
Tom is clever, and not arrogant either.(トムは、頭がいいが、そのうえ傲慢ではない。)
neitherの使い方
2者のどちらとも否定する
「nither A nor B」: AもBも~ない。
She neigher speaks nor smiles.(彼女は、話も笑いもしない)
否定する内容に対して、同意見である
この表現では、否定文の後で、倒置して「Neither + 動詞 + A」となる。
A: I don’t like vegitable.(野菜が好きではない)
B: Neither do I.(私も好きではない)
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