海外出張用スーツケースの購入で、後悔しないためのポイント

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海外出張に行くには、まず必要となるのがスーツケースです。スーツケースの購入で後悔しないための着目点・留意事項をまとめました。

海外出張用スーツケースの購入で後悔しないためのポイント

スーツケースは安い買い物ではなく、長く使うものなので、後悔したくありません。購入にあたって注意すべきポイントは、

  1. 雑に扱われることを前提としましょう
  2. キャスター(車輪)が超重要です
  3. 鍵はTASロックが必須です
  4. 外観は目立つ色がお薦めです

雑に扱われることを前提としよう

空港でチェックインをして、スーツケースを預けた後、スーツケースは雑に扱われていることを前提としましょう。まれに海外の空港では、作業員がスーツケースを積んでいる・ターンテーブルに載せている姿を目にすることがあります。はっきり言って、雑に扱われています。私自身、以前使っていたスーツケースは、空港で雑に扱われ、どこかにぶつけた後の深い筋がはいったり、擦れたような傷がどんどん増えいます。

スーツケースの扱い方は、空港や航空会社によって違いはあるでしょうが、基本的には雑に扱われ、相当な衝撃がかかっていると思っておいたほうが良いです。そのため、スーツケースには、丈夫さが求められます。

キャスター(車輪)が超重要です

スーツケースを購入するとき、大きさやデザインなどの外観に目が行きがちですが、キャスター(車輪)がとても重要です。スーツケースの重量を支え、スムーズな動きを実現しているのは、キャスターです。空港やホテルでは、床が平らなので大きな差は感じませんが、路上などデコボコが多い路面を移動する際には、キャスターの差が大きく出ます。またキャスターが壊れてしまうと、重いスーツケースを持ち上げて運ばなければなりません。購入時には、キャスターもしっかり調べてください。

キャスターには2輪タイプと4輪タイプがあります。2輪タイプは小型のスーツケースに多く、引っ張って移動します。4輪タイプは、スーツケースを立てたまま、押して進むことになります。また360度、どの方向にでも移動可能です。1週間以上の海外出張に使うような大型のスーツケースには、4輪キャスターが基本だと思います。

鍵はTASロックが必須です

TASロックとは、アメリカ合衆国運輸保安庁から認証を受けた「鍵」のことです。アメリカでは2001年の同時多発テロ以降、保安検査が強化されています。スーツケースは、X線透視検査を行います。ただし、空港係員が中身を直接目視検査する場合があるので、スーツケースは預け時にロックしてはいけません。もしロックしていると、空港係員が鍵を破壊して、中身を確認します(係員は鍵を破壊することが認められています)。TSAロックは、空港係員が専用の合鍵を持っており、開錠し荷物を検査することが出来るので、預け時にロックすることができます。

外観は目立つ色が便利です

空港の手荷物受取所のターンテーブルから引き上げる際、同じような色が多く、自分のスーツケースを見つけられない経験ありませんか?自分のスーツケースがわかるように、スーツケースバンドをつける方も多くいます。目立つ色のスーツケースを使っていると、迷わずに自分のスーツケースを探すことができて便利です。

私は、オレンジ色のスーツケースを使っており、珍しい色なのでターンテーブルで迷うことはほとんどありません。

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