航空券のストップオーバーがお得と聞いたんだけど、どういうこと?
1回の旅行/出張で2都市を訪問できるおいしい制度だよ
海外旅行をする際に、途中でトランジット(乗り換え)をすることがあると思います。
そんな時、「空港内のトランジットでなく、数日滞在できるといいな」と思うことないですか?トランジットの国で数日滞在できれば、ちょっとした観光やグルメを楽しめます。
目的地の国に加え、途中の国も楽しめて、周遊とまでは言いませんが、1回の旅行で2度おいしい。
それを実現するのが「ストップオーバー(途中降機)」です。ストップオーバーを使えば、海外旅行がお得にできます。
ストップオーバー(途中降機)とは
ストップオーバーとは、航空券の買い方です。どのような航空券かと言うと、乗り継ぎ地で24時間以上滞在できる航空券です。
例えば、羽田→シンガポール→バリと旅行する際に、乗り継ぎ地のシンガポールで24時間以上滞在することをストップオーバーと言います。
1回の渡航で、バリのリゾートを満喫するだけでなく、シンガポールで観光やグルメを楽しめわけですから、1度で2回おいしい。
シンガポールで宿泊できちゃうなんて、うれしすぎる。
トランジットとの違いは何かというと、
- トランジットは、24時間以内の乗り継ぎ
- ストップオーバーは、24時間を超える乗り継ぎ
ストップオーバー航空券の購入方法
では、ストップオーバーの航空券は、どのように買ったらよいのか?
普通に航空会社のホームページから、通常のチケットと同じように購入できるよ
注意点は、乗継便だからといってすべてがストップオーバーに対応しているわけではありません。ストップオーバーを認めていない航空券もあるので、予約の際に注意してください。
具体的にシンガポール航空の場合で見てみましょう。
シンガポール航空では、予約画面の以下の赤丸(複数目的地/途中降機)の部分を押すと、ストップオーバーで航空券を予約できます。
他の航空会社でも、大体が「複数目的地」、「途中降機」、「二都市以上」などの表記があるので、クリックしてください。
すると以下の画面が出てくるので、通常の予約同様に、目的地、日付などの入力すればOKです。
シンガポール航空では、便1の東京→シンガポールを入力した後、「次のフライト」をクリックすると次のフライト(便2)の入力欄が表示されます。
便2に、シンガポール→デンパサール(バリ)を入力してください。
その後は、エコノミークラスなどを選択して、予約完了です。
以下は、7月1日羽田発で7月2日シンガポール着、シンガポールに2泊して、7月4日にデンパサール(バリ)に向かう航空券の予約結果画面です。
ストップオーバーの料金(追加料金)は、航空会社にもよりますが、無料から数万円でできます。
航空券の追加料金が無料で乗り継ぎ地に数泊できるなんて、旅行であれば使わない手はないですよね。
ストップオーバーする際の注意点
乗継国に滞在するということは、国によってはビザが必要だよ。
ストップオーバーで乗り継ぎ地に滞在する場合、数日とは言え、入国するわけです。
ビザなど入国手続き/書類を忘れないでください。
預けた荷物は、一旦引きとる必要があるよ
預けた荷物は基本的に、一旦引き取ることなります。むしろ一旦引き取らないと、乗り継ぎ地で困りますけどね。
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