トイレのタンクに水が溜まらない!どうしよう
海外、特に東南アジアなどに行くと、トイレで思わるトラブルに遭うことがあります。
それが、タンクに水が溜まらないために、流すことができないトラブルです。特に、比較的安いホテルなどのトイレで、このトラブルに遭遇することがあります。
もちろん、ホテルのフロントに電話して、直してもらえばよいです。
しかし、フロントに電話して、直してもらうにしても、トイレをした後だと、はずかしいです。またすぐに直しに来てくれるとも限りません。
トイレした後に、流せないなんて不快すぎる
そして、このトラブルは、トイレによっては案外頻繁に起こるので、毎回フロントに連絡するのも面倒です。
それは、海外ではよくあるね。簡単に解決できるよ
ただし、このトラブルは、簡単に直せます。この記事を読めば、このトラブルの原因と解決方法が簡単にわかります。
問題が発生するトイレのタイプ
トイレのタイプには、水を流す部位が「レバー」と「ボタン」があります。日本では、ウォシュレットが普及して電動になっているので、そもそもレバーやボタンが少なくなっています。
昔の日本のトイレは、「レバー」式が多かったと思います。
一方で、「ボタン」式はあまり見たことないと思います。蓋の中央の銀色の部分が、ボタンです。このボタンを押すと水が流れる仕組みになっています。
下の写真が「ボタン」式のトレイです。「ボタン」式のトイレでこのトラブルが発生することが多い印象です。
レター式のトイレでも、このトラブルが稀に起きるよ
このトラブルが発生する原因
このトラブルが発生する原因は何か?
タンクの底には水が流れる「穴」と、それをふさぐ「栓」があります。水を流す「ボタン」を押すと、「栓」が持ち上がり、水が流れます。
洗面所やお風呂の栓と同じで、栓で穴をふさいで水をためます。
タンク内の水の大半が流れ切ると、「栓」が閉じ、また水が溜まります。
ところが、「栓」が斜めになっているなどの接触不良で、穴を完全に塞げないことがあります。これが水が溜まらない原因です。
原因は栓と穴の接触不良です。
原因は非常にシンプルです。栓がうまくしまらず、隙間ができているために、水が溜まらないのです。
このトラブルの解決方法
このトラブルの解決方法を、ボタン式のトイレの写真を使って紹介していきます。
まず初めに、トイレのタンクの蓋を開けてください。
皆さん、普段トイレのタンクの蓋を開ける事なんてないですよね。蓋を開けると、以下の写真のような感じになります。
トレイの蓋を開けると、タンクは以下の写真のようになっています。
真ん中にある白い筒の部分が、蓋のボタンと接触する部分です。ここが押されることで、水が流れます。
水が流れた後は、栓が閉まり、水が溜まり始めます。
トレイによって構造は異なりますが、水色のボックスに風船などが入っていて、水位を判断しています。
タンク内の水位が一定の高さよりたまると、水道からの水の供給がとまります。
タンクに水が溜まらない原因は、「栓」がうまく穴にはまっていないためです。だったら、栓のずれを調整して、うまく穴にはまるようにしてあげるだけです。
「栓」と「穴」を目視でき、手で触れるならば、栓をちょんちょんと押すなりして、ずれを調整すればOKです。
ただし、写真のトイレにように「栓」と「穴」は、白い筒の中にあり、見ることや触れるないことができないことが多いです。
では、どうするかと言うと、栓の開閉を何度も繰り返します。
写真の「ここ」の部分は、蓋のボタンと接触している部分です。「ここ」が押されることで、栓が開閉する構造になっています。
「ここ」を何度も押して、開閉を繰り返すと、あるとき「パコッ」と音がして、栓が穴にはまります。
これで問題解決です。タンクに水が溜まり、トイレが流せるようになります。
「ここ」を押すときのコツとして、軽く「トトン」と2度押しすると、簡単にはまります。
まとめ
海外でも東南アジアなどで、比較的安いホテルに泊まると、このようなトイレのトラブルに遭うことがあります。
トラブルの原因と解決の方向性を理解していれば、どのトイレでも応用できるよ
また、当然ながら今回紹介したトイレとは、違う構造のトイレも多数あります。さらに、レバー式のトイレでも、このトラブルが皆無と言うわけではありません。
トラブルの原因は「栓」が穴にうまくはまっていないことであり、「栓」をうまくはめることができるば解決できます。
この基本原理を理解していれば、違う構造のトイレでも対応できます。「栓」の開閉を繰り返せば、そのうち、栓がはまります。
水が溜まらないトラブルに遭遇しても、慌てずにご自身で解決することができます。知ってさえいれば、1~2分で解決できます。
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