エミレーツ航空で海外出張の際、ドバイで約10時間の乗り継ぎ待ち時間があり、「エミレーツ・ドバイ・コネクト」サービスで市内のマリオットホテルに泊まりました。ホテルに到着するとエントランスの前には、十数台の車がお客さんの乗降のために停車していました。よくよく見ると、「テスラ」車が半分ぐらいを占めていました。
さすが経済発展の著しいドバイ、しかもマリオットホテル、ハイクラスかつ意識の高い人が多く、「テスラ」車が多いのかと納得した一方で、政策的な誘導があるのかと調べてみると、以下の記事を見つけました。必ずしもEV車だけではないようですが、政策的なイニシアチブがあるようです。
現在(2023年5月)、ドバイ道路交通局のタクシーの約50%をエコカーやハイブリッド車が占めており、2027年までにドバイの道路を走るタクシーを全てハイブリッド車、EV、水素自動車にするための5年計画が始動している。
出典:Arab news
また、NHKの「おはBiz」によれば、UAEでは、新車販売の約3割がEVになっているようです。
豊富に石油がとれる産油国でも、国内のガソリン小売価格は国際的な市況に影響を受けて上昇しています。それがEV=電気自動車へのシフトを後押ししています。
UAE=アラブ首長国連邦の車の販売店ではEVの販売が急速に伸び、この半年で新車販売の3割を占めるに至ったといいます。
出典:NHK おはBiz
これ見て納得、新車販売の3割がEVになっているとは、さすがUAE(ドバイ)は進んでいますね。必ずしもEVが良いというわけではないでしょうが、ドバイの最先端ぶりを感じました。一方で、日本ではななかなかEVが進んでいない現状に、今後の日本が心配です。
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