気を付けよう!イスタンブール観光の注意点と治安

海外出張/旅行

イスタンブール観光での、タブーや注意点を教えて

宗教、治安、海外あるあるのトラブルなどについて、回避術を紹介するよ

筆者は、トランジットで何度もイスタンブールを訪れており、その都度、市内観光をしています。本記事では、筆者がイスタンブール観光の際に体験もしくは事前に調べて気を付けた注意点をまとめています。

モスクなど宗教施設での注意点

イスタンブールの観光名所と言えば、スルタンアフメット・ジャーミィなどのモスクがあげられます。とは言え、モスクはイスラム教の寺院であり、それなりの礼儀・身だしなみが必要です。

モスクを見学する際の注意点は、以下の通りです。

服装だけ気を付ければよく、そんなに心配する必要はないです。

  • 短パンやショートスカートなど肌の露出が多い服(ひざや肩が露出している服)では、入ることができません。
  • 女性は髪の毛を隠す必要があるので、スカーフを持参すると良いです。
  • 合羽のようなボディカバーや髪カバーの有料貸し出しもありますが、人が使ったのはちょっと嫌ですよね。。。
  • モスク内では、靴を脱ぐので、ビニール袋などあると良いです。
  • 礼拝が1日に5回あり、この時間はモスク内に入るることができません。

モスクに入る際の注意事項は、他国と比べても、決して厳しいものではありません。例えば、タイの仏教寺院に入る際も同じような対応が必要です。

治安の悪い危険エリア:タルラバシュ

イスタンブールでは、有名な観光施設のあるエリアは、人通りも多く、安全面で特段の心配はありません。ただし、やはり海外なので、知らずにちょっと外れたところに行くと、治安の悪いエリアがあります。

新市街地の北側にあるタルラバシュは、治安が悪いので避けてください。

タルラバシュエリアは、イスタンブールのスラム街と言われているエリアです。タルラバシュエリア自体に観光地はなく、一般の方が行くことはないと思います。しかし、タルラバシュエリアには、比較的安いホテルや民泊があります。危険だということを知らずに、このエリアのホテルに宿泊しないように気を付けてください。

以下はタルラバシュエリアのGoogle Mapと、Agodaでのホテル情報です。タルラバシュエリアにも、ちらほらとホテルが確認できます。

巻き込まれやすいトラブルと回避術

日本語で呼びかけてくる人:観光地に行くと、日本語で呼びかけてくる人がいます。この人たちは、観光案内や良いレストランを紹介するなど言いよって、高額な費用を要求してくることがあるので、声をかけられても無視してください。

海外で日本語で話しかけられると親近感がわきますが、関わらないようにしてください。

ぼったくり屋台:屋台や出店では、値段が書いていないことが多々あります。これらの店ではぼったくられる可能性があるので、注文する前に値段を聞いてください。英語で聞くのが難しいなら、値段が書いてあるお店に行きましょう。

外国の観光地あるあるですが、値段を聞いてください。

ぼったくりタクシー:タクシーはぼったくりが多いです。タクシーは使わずに、配車アプリのUberを使ってください。Uberの使い方は、以下の記事で紹介しています。

すり・ひったくり:イスタンブールの治安は比較的よいですが、すりやひったくりなどの軽犯罪はあります。特に、ターミナル駅でもあるタクシム広場付近は、すりやひったくりなどの軽犯罪が多いので、注意してください。

すりやひったくりは、観光地ではどこでもあると思って、油断しないでください。

観光羽する上で知っておくと良い情報

市内観光では、現金が必要? 英語は通じるの? イスラム教徒なのでタバコを吸っている印象があるけど?

お金事情:トルコの通貨は、「トルコ・リラ」です。イスタンブールでは、大半のお店でクレジットカードが使えるので、多くの現金を持ち歩く必要はありません。また、市内にはいくつもATMがあり、クレジットカードからのキャッシングも可能です。現金が必要なケースは、屋台や出店、一部の公共トイレ(有料)です。

まずは最低限の両替を、空港でしておきましょう。

言語事情:トルコの公用語は「トルコ語」です。イスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んで、ヨーロッパ側とアジア側に分かれています。「旧市街」や「新市街」のあるヨーロッパ側は英語が通じますが、アジア側では英語が通じないことがあります。

喫煙事情:日本では喫煙する方は少ないですが、トルコは喫煙者が多いです。そして、分煙になっていないので、レストランで隣の席の人がタバコを吸っているなんてこともよくあります。

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